相手との力量の差によって練習の仕方は違う? その1

2016年11月17日

練習に対する姿勢ひとつで上達のスピードは変わってきます。
一生懸命練習することは勿論ですがただ闇雲に頑張ってもその労力が徒労に終わる、なんてことは柔術でも仕事でもよくあります。
大切なのは様々な相手、シチュエーションに対してどういった練習をしたらいいのかをよく意識して練習することです。

自分と同じ位の実力の人とはスパーも噛み合うしお互い技もかかったりかからなかったりで経験を積むには最適ですが今回は相手の方が重かったり強かったりする場合、もしくは相手の方が軽かったり弱かったりする場合のお話です。

相手のほうが自分より強い場合

実力の上の相手に対して「100やられてもいいから1取りに行くぜ」みたいな感じで1発狙いばかり仕掛けていく人がいますが個人的にはあまりおすすめ出来ないです。
そういう人は大体が元々パワーもあり自分の形に入れば攻撃力は高く上の帯の人からも1本取れてしまう場合が多いですがその「形」に入れないと脆くあっという間にやられてしまうことが多い気がします。
多分自分のやりたいことが出来ない時間は面白くないのでやられそうな時に頑張らずに諦めてしまいむしろ早く1本取られてまた最初から始めたい、そんな気持ちもあるのかもしれませんが少し考えてください。

「ディフェンスが上手くなれば自分が攻撃出来る時間は増える」

例えばガードからのクロスチョークが得意な人がいます。
下からであればパスガードされなければ狙うチャンスは沢山ありますが残念ながら上記に挙げた人達はパスガードされて抑え込まれてもそのままクロスチョークを狙い続けることでしょう(笑)

自分の得意なことをやりたいのであればまず重要なのは相手のペースにさせないためのディフェンス力です。
上記の例で言えばガードでのディフェンス力を上げることでしょう。
ガードの際のホールドする場所は間違ってないか、パスガードされそうになった時にどうリカバリーするのか、パスガードされた後に1本取られないためにはどうしたらいいか…
いきなりクロスチョークを狙いに行く前に上記のようなことを意識して練習したほうが上達は早くなります。
自分より強い人との練習は防御力や劣勢でも諦めない精神力を鍛える絶好のチャンスです。
恐れずどんどんチャレンジしましょう。

攻撃2割防御8割

自分より強い人との練習の際の攻撃と防御のバランスについて。
防御については前述しましたが残りの2割の攻撃について。
自分より強い人でもどこかに隙はあるものです。
また、強くなる人は基本練習上手です。
明らかに実力が下の人を一方的にボコボコにしても自分の実力が伸びないことを知っています。
あえて隙を作ってくれることもあるかもしれません。
とりあえずチャンスの時は全力で動きましょう。
動いたその先には相手のカウンターが待ってるかもしれません。
怖れて踏み込まないよりは突っ込んで何回か食らってみて下さい。
別に死にはしません(笑)
柔術の持つ奥深さをより知ることが出来るでしょう。
カウンターを食らったらどうして食らってしまったか考えてください。
考えてみて分からなかったら先生に聞きましょう。

先生も分からなかったらその時は移籍を考える時です(笑)
移籍の際は是非シュラプネルのアカデミーへ♪

続く


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