ライトスパーの是非について

2016年2月26日

個人的にはあまりライトスパーという言葉は好きではありません。
正確には「ライトでお願いします」というあの申し合わせが好きじゃないのかも。

ライトスパーは実力差がないとなかなか難しいですね。
紫帯以上の人が白帯の人とやる時はそこまで力を使わずに相手を制することが出来ると思います。
そこを無理矢理力で制することはしてほしくありませんが逆にこれが紫帯同士で体重もそこまで変わらないのであればガチスパをやるべきだと思います。

「ライトでやりましょう」
と言いつつどんどん熱くなって力が入ってきてしまうのは柔術あるあるですがもし力を抜きたいのであれば自分だけが黙って抜けば良いのではと思います。
相手に「ライトでやりましょう」というのは相手だけがガチだと自分がやられてしまうから相手にライトスパーをお願いしているわけでそれは裏を返せば「やられたくない」という思いの現れなのではないかと思います。

なので僕は自分の練習時には基本的にガチスパしかやりません(自分の生徒さんとスパーする時は相手の力を見極めながらそれなりに技を受けて上げたりといったことは勿論しますがこれは自分の練習とは思ってません)

そもそも「ガチスパ」という言葉自体があんまりいいイメージで使われていないですが要は「本気で練習する」ということですよね。
全く悪いことではないと思います。

もちろん先程述べた通り1の力を使えば済む所を10使うような真似はしません。
パスガードしてから延々抑え込みを続けて相手を塩漬けにすることもしません。
1キロ体重をかければ済む所を全体重をかけるような真似もしません。
少ない体重でもタイトに抑えることが出来れば自分よりも重い相手のことも抑えられます。
使う力を最小限にして相手のことをコントロールしていく練習を普段からしていればスタミナ的にも有利に立てますしスタミナが持つということはスパーリングの本数も多くこなせるし技術的にも多く練習出来る分伸びやすいとも言えるでしょう。
なので余計な力は極力使わないようにしながら「ガチスパ」をやるようにしています。


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