十年一昔

2015年10月24日

10年前の10月、僕はまだ青帯でした。
それも特別な成績を残す青帯でも何でもなくスパイダーの切り方も分からないような極々どこにでもいる青帯でした。
10年前の僕に今の僕が想像出来たかというともちろん想像出来るわけもないんだけど一応当時から夢はありました。
それは
・黒帯になること
・自分の道場を持つこと
・自分の教則DVDを作ること
・格闘技雑誌に取り上げられるようになること
こんな感じかな。
その当時に思い描いた夢の中で上から実現可能だと思っていた順に書いています。
黒帯はまあ大きな怪我さえなくコンスタントに練習を続けていれば普通に取れると思ってたし道場も成功するかどうかはともかく出すだけだったら貯金さえあればなんとかなるだろうと思ってました。
なのでこの2つは2011年までに実現しようという現実的な目標としてやってきました。
教則DVDや格闘技雑誌に載るというのは当時は本当に夢のまた夢でしたね。
逆に想像すらしていなかったこととしては
・ムンジアルやマスターズに出て結果を残すこと
・全日本王者に何度もなること
ムンジアルに関しては「いやいや、無理無理。俺なんか出れるわけないじゃん」て感じでした。
世界のトップが集う場に僕がいるなんてことは当時想像すらつきませんでした。
全日本王者になること自体も全く想像出来なかった、というか当時は黒帯自体少なく黒帯同士でトーナメントが組まれること事態がほとんどなかったため黒帯になった後は
1 ムンジアル等の国際大会に出る
2 引退して道場経営する
というパターンの人が多かったように思います。
僕も当時は当然2のパターンで行くものだと思ってました。
幸い2010年には黒帯も取得してましたし翌年には道場も開く予定でした。
これは何度も書いていますがその年に初めて黒帯で全日本王者になったこと、そしてその年の世界柔術で自分の同期や先輩がほとんど1~2回戦で負けて自分のことのように悔しかったこと、この思いが世界への挑戦を決意させ結果道場経営は4年遅れてしまいました。
当初の目標から4年遅れてしまいましたがその4年は僕の40年の人生の中でも一番濃密な4年間でした。
本当に幸せな4年間だったなと心の底から思えます。

10年前は黒帯は国内でトーナメントを戦うことも出来ない時代でしたが今は普通に黒帯同士でバンバン国内で凌ぎを削ることが出来る、これは当時の黒帯の人達からしたら本当に幸せなことだと思います。
僕自身も国内で凌ぎを削り世界を目指すことで様々な素晴らしい挫折や経験を積むことが出来ました。
僕が世界を目指したことでこの先僕のアカデミーから世界を目指す人間が出てきた時に様々なアドバイスをしてあげることも出来ると思います。
黒帯も取った、教則DVDも出した、格闘技雑誌にも載った、当時思い描いた夢は全て実現しました。
そして遂に明日、当初の予定から4年遅れで最後の夢がオープンします。
さて、10年後はどうなってるんだろうね。
今はオープンに向けて余裕がないですが落ち着いたらまた10年後の夢を探したいと思います。


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