土曜の朝クラスの時点で「午後にドラクエが届くので明日から道場に行かないかも」と言っていた会員のＪさん。
私も「じゃあまた１ヶ月後位にね」と言ってたらなんと翌日の朝クラスにいきなり登場。

「あれ、どうしたの？」と私が聞くと「いや、ちょっと息抜きに」とのこと。
息抜きも何も朝クラスですよ。
朝起きてこれからガンガンレベル上げるんじゃないの？
なんでも最近のドラクエはなかなか複雑で難しいらしいですね。

この最近発売されたドラゴンクエストⅪもなかなかレベルを上げるのが大変だそうで・・
そこでピンと来ました私。

Ｊさんは息抜きではなくレベルを上げるために道場に来たのだと・・
家にこもってピコピコ画面と格闘しているだけでは今回のドラクエはレベルは上がりません。
実際に道場に通い体を動かすことでしか強い敵は倒せないのです。

Ｊさん「とりあえずヒノキの棒は買ったのでスライムはまあ倒せるんだけどその先がなかなかきついですね。」

金古「ヒノキのぼうなんて買うだけ無駄だよ、柔術が出来れば大概の敵は倒せるから」

Ｊさん「マジすか？くさったしたいとかはどう倒しますか？」

金古「人型は一番イージーだよ。スパイダーガードからスイープして、上になったらそのままニーオンから十字絞めでいいんじゃないかな」

Ｊさん「十字絞めやろうと思うんですけど、もう最初から息してないというか死んでるというか・・気道止めても落ちないんですよね」

金古「うん、それは初心者の人が陥りやすいミスなんだけど、くさったしたいに対しては十字絞めで気道を止めるのではなく首をねじ切るんだよ。腐ってるから少し力を入れればすぐにちょん切れるよ」

Ｊさん「成程、勉強になります、バブルスライムとかはどう倒すんですかね？普通のスライムは楽勝なんですけどあの毒が結構きついんですよね」

金古「毒に対してはしっかりスパイダーガードでガードしないと。そこからアームドラッグでバックに回ればあと送り襟絞めで簡単にフィニッシュだよ」

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Ｊさん「送り襟絞めって・・バブルスライム襟ないじゃないすか」

金古「君もまだまだだねえ、スライム系は体全部が襟だと思いなさい、どこでもいいから掴んできゅっと締め上げれば相手は泣きながらタップしてくれるよ。それでも少し毒が入るかもしれないからその晩はしっかりと宿で休んでね、パフパフしてもらうと更に回復するかも」

Ｊさん「パ、パフパフですか・・それは気になります。それでは爆弾岩はどう倒しますか？硬いし重いし厄介ですよね？ここらでそろそろ武器必要じゃないですか？」

金古「うん、彼らに対してはやっぱりべリンボロからバックが一番いいと思うよ、しっかりデラヒーバフックして相手にお尻を付かせてしまえばそこまで重くもないしね、しっかりとツイスターフックも出来ると更にいいね」

Ｊさん「いやいや、デラヒーバフックやツイスターフックと言っても相手は足がないじゃないですか！」

金古「君もまだまだだねえ。いいかい？デラヒーバフックやツイスターフックが上手くなるためには引っ掛けた所全てが足だと思わないと」

Ｊさん「引っ掛けたところ全てが足？自分にはまだまだ修行が足りないみたいです」

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Ｊさん「それではダイオウイカとかはどう倒しますか？まずあの厄介な10本の足を一生懸命剣で切ろうとするんですがなかなか上手くいかなくて悩んでます。」

金古「いいかい？我々は柔術家だ、剣を持つ必要はないんだよ。身に付けた柔術の技術で倒さないと修行の意味がないだろ。」

Ｊさん「仰る通りですが具体的にはどのように倒すのでしょうか？」

金古「やっぱり鍵になってくるのはパスガードだね、しっかりとしたパスガード技術を学べば2本足だろうが10本足だろうが簡単にパスガード出来るよ」

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Ｊさん「なんか金古さんの話聞いてたら家帰ってドラクエやった方がいい気がしていました。ということで練習やらないで家帰りますね、とりあえず今日の目標はパフパフすることです」

金古「あれ、ちょちょ、帰っちゃうの？うちでも屈強な男性会員のだったらパフパフ出来るかもしれないよ・・おーい！」

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