壁マット制作① 準備編
大宮アカデミーの床マットは奮発してゼブラを入れた一方壁のマットはコストを抑えるために自作することにしました。
ちなみにDIYは昔から苦手です(笑)
準備はまず寸法を測るところから始まります。
縦の長さ、横の長さ、窓までの高さ、柱の太さ等を全て正確に測っていきます。
ここを間違えると元も子もないのでかなり念入りに何度も何度も図りました。
次に業者の手配です。
主に手に入れる資材は3点。
1、マットの表面部分のシート
2、シートの下のクッション部分のウレタンマット
3、マットを支えるコンパネ(合板)
まず1のシートについて。
最初はテント屋さんを探していました。
床マット用のシートには基本エステルという生地が強度的にも最強レベルで格闘技のマットによく使われるみたいです。
ただエステルは強度が強いためアカデミーのロゴ等のプリントがかなり入れにくいみたいで少し強度の劣るターポリンという生地を採用することに。
床マットならともかく壁はそこまでこすれないのでターポリンで十分だと判断し様々な業者を探し最終的にたどり着いたのが「栗原美術」という横断幕などを制作している会社でした。
http://www.pcdata.co.jp/kurivi/
友人の紹介だったのですがさすがに横断幕を取り扱ってる会社だけあってこちらの要望もばっちり聞いてもらうことが出来ました。
気になるお値段は50平米弱に特大ロゴを3つ入れて110000円位でした。
2、次にマット部分
こちらも様々な会社に問い合わせた結果材質はチップウレタン20mmにすることに。
http://softpren.co.jp/sposen/html/
こちらはソフトプレンという会社で定尺2000×1200×20mmのものを16枚頼みました。
こちらも1枚2260円、送料込み16枚で36000円でした。
これはジョイントマットと比べてもかなり安いので驚きました。
3、コンパネ(ベニヤ合板)
これもかなり頭を悩ませました。
というのもホームセンターに売っているのは定尺1820×91がほとんど。
でもウレタンマットは定尺2000×1200。
サイズが合わないのです。
ベニヤに合わせてマットを切るかマットに合わせてベニヤを継ぎ合わせるか・・
大宮の物件は窓までの高さが1m余りだったこと、奥はドアを隠すようにしたいので高さを2mにしたこともあり
悩んだ結果ネットで木材屋さんを探し2000×1000のベニヤを仕入れることにしました。
少々割高になりますがマットと張り合わせることを考えると一番効率的だと判断しました。
http://www.sakuma-mokuzai.com/index.html
佐久間木材という浅草にある会社なのですがなんとここの社長さん偶然にも柔術家でした!
MAX柔術アカデミーで柔術をやられている方で一気に親近感が湧きここで決めることに。
お値段は14枚でカット代、送料込みで56000円位でした。
確か1枚2800円位です。
ここはコストを抑えようと思えば落とせたところです。
ホームセンターで1820×910のものを買えば1000円位で売っていますが大きいものを切るのはともかく足りないものを継ぎ合わせるのはかなり手間だと判断しました。
以上で資材は揃いました。
作る壁は35平米位。
シートが110000円
ウレタンが36000円
コンパネが56000円
合計202000円。
これは床マットを作る際の参考にもなりますね。
70平米で作ろうと思ったら
シートが倍の220000円
ウレタンは厚みも倍にしないと危険なので144000円
木材が112000円
合計476000円。
シートをエステルにしたとしても50万位でなんとかなりそうですね。
ゼブラマットで75万位だったので自作をすれば25万位は安くあげられそうです。
今回は主に下準備と金額について書いていきましたが次回はいよいよ実際の作業編に入っていきたいと思います。
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