ガチスパと危険なスパーの境界線

2016年3月16日

以前にガチスパとライトスパーの是非について書きましたが
ライトスパーの是非について

今回はガチスパと危険なスパーの違いについて書きたいと思います。
ベテラン同士のスパーになってくるとガチスパでもあまり危険なスパーというのは少なくなってきます。
怖いのが初心者同士のスパーですね。
お互いまだ筋力がない上に熱くなってくると動きも荒くなってきます。

「自分にコントロール出来る動きを心掛けよう」

始めたばかりの時はどうしても合理的な動き方が分かりません。
また動画等を見て動きを真似てみたくとも実際は基礎体力不足で失敗したりします。
失敗するだけならまだいいのですが例えば動画で見たジャンピングパスガードをやろうとしたらバランスが悪くて腰から落ちて痛めてしまう、なんてこともあり得ます。
上級者の先輩みたいにガンガン動いてみたい気持ちも分かりますが最初はまずクラスで普通に習うベーシックな動きを心掛けてみて下さい。

「無理矢理関節を極めに行かない」

これは私自身が初心者の頃に経験があるのですがスパーリング中に腕十字のポイントがずれていてなかなか極まらずおかしいなと思いながら全力で極めに行ったら相手の関節がバキバキと鳴ってしまいました。
幸いにも脱臼とかはしていませんでしたが一歩間違ったら相手の方は大怪我していたと思います。

十字系の関節はクラッチを切る時を除いて殆ど力はいりません。
ガチスパの中でも関節を極める時は腕を伸ばし切るような極め方はやめましょう。
強引に極めに行くようなことは大怪我に繋がります。

「直線的な動きをする時は十分気を付けよう」

特に足で蹴る動きに対して。
足の力は人間の中で一番大きい力です。
パスガードされそうになって必死に蹴り離そうという気持ちも分かりますが思い切り蹴ったその先に顔面やその他の急所がないかどうかしっかり確認しましょう。
基本的には足で直線的に蹴る動きはそこまで柔術に必要ありません。
綺麗な柔術を心がけて下さい。


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