得意な技、不得意な技

2017年2月20日

キャリアの長い人は分かると思いますが人によって得意な技や不得意な技があります。
私自身で言うと長時間相手を挟みこんでいなければいけないようなハーフガードやクローズドガードは性格的にも肉体的にも得意ではありません。
じゃあハーフガードやクローズドガードからのテクニックが全然出来ないかというと勿論そんなことはありません。
先程の話は黒帯同士のスパーリングや試合等でメインの攻め手になりうるかどうか、というレベルでの話であり立ち技やモダン系テクニックも含めて分からない分野は基本的にありません。

「俺はこの技は向いてないからやらなくていいや」

こういう風に思う人もいるかもしれませんが例えスパーリングの中ではかけられない技でも打ち込み程度でいいので出来てほしいです。
ブラジリアン柔術のテクニックは点と点を線で繋いでいく作業です。
点が1つの基本テクニックだとすると線は二つ以上の基本テクニックを組み合わせた応用テクニックになります。
例えばリバースデラヒーバとラッソーガードの混合ガードはこれにあたります。
始めたばかりの頃はまずこの点を沢山作ることが重要です。
少ない点同士では線の数も増えません。
とりあえず打ち込みレベルでも良いので出来るテクニック(点)を増やしていってほしいですね。

点の数が増えていくとその中から新しい線の書き方が出てきます。
誰も知らないようなオリジナルテクニックも新たな点と点を繋ぎ合わせることで出来上がります。
沢山の点を作れれば自分だけのオリジナルテクニックも夢じゃないですよ。

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