修羅不寝流柔術と巣牌打

2018年11月20日

たまに生徒さんに「シュラプネルの由来ってなんなんですか?」
と聞かれます。
こんな感じで答えたくてうずうずしている自分がいます・・

以下妄想
・・・・・・・・・

「なんとシュラプネルの由来を知らないとは。
古い道場生は皆知っているぞ。お主も知りたいか?」

「はい、是非教えてください。」

「よし、それでは特別に教えてしんぜよう」

「よろしくお願い致します」

「元々は柔術は戦場の組み打ち術なのだ」

「え、G線上のアリア?バッハの時代の格闘技なのですか?」

「バカ者。バッハは異国の音楽家じゃろ、柔術は日本の武術じゃ、まあ時代的には同じ位の時代じゃがの」

「その戦場で刀や槍が折れたりして無くなった時に最後に素手で戦う技術が柔術だったわけじゃ」

「バッハの時代も大変だったんですね。バロックとか対位法とかパイプオルガンを武器に戦場を戦い抜いたわけですね」

「この馬鹿者!一度バッハから離れんか。そのG線上、いや戦場で無敵を誇ったのが修羅不寝流柔術なのじゃ」

「ホントですか?なんの文献に書いてあるんですか?」

「これを見よ!」

「これはあの、伝説の民明書房館!数々のいかさま話を無垢な少年達に信じ混ませた伝説の迷著!」

「何がいかさまじゃ、この著によると

【修羅不寝流柔術】戦国時代の伝説の組み打ち術、修羅のごとく相手を倒すまで寝ずに戦い、その技は流れるような比類なき美しさを合わせ持つことからいつしかそう呼ばれることになる。中でも巣牌打と呼ばれる技は、まるで蜘蛛が巣を張り獲物を絡めとるように相手を制圧したという。ちなみに現代で
蜘蛛の子を散らすように、という表現は巣牌打をされた相手方の兵がなすすべもなく逃げ帰ったことに語源を発することは意外に知られていない事実である。

とあるぞ。」

「なるほど、それが由来でしたか。」

「この修羅不寝流の流れをくむ流派が現在のシュラプネル柔術なのじゃ。」

「なるほど、それでは僕も頑張ってシュラプネルで練習に励めばバッハみたいな偉大な作曲家になれますか?」

「だから一度バッハから離れろと言うとるじゃろ!」

「じゃあ坂本龍一でいいです」

「馬鹿者、そっちは戦場のメリークリスマスじゃ。まあ字的には少しは近くなったか」

「師匠の話聞いててやっぱり僕、柔術じゃなくて音楽教室に通うことにします。今までお世話になりました!」

「あ、ちょっとまっ…おーい!…」


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