気軽に試合に出れる格闘技、ブラジリアン柔術

2020年10月8日

「柔術は他の格闘技に比べて気軽に試合に出れそうなので始めてみようと思いました」

これは最近入会された会員さんの言葉です。言われてみれば確かにそうかもしれません。シュラプネルの会員さんの中にも試合に出る方は多いです。それでは何故ブラジリアン柔術は気軽に試合に出やすいのでしょうか？大まかに言うと2つの要因があると私は考えます。

一つ目の理由はブラジリアン柔術の持つ競技特性故の安全性です。打撃の試合だと、例えアマチュアの試合でヘッドギアを着けていたとしても、その他の部位に打撃をもらえば骨折等の怪我のリスクはどうしても出てきます。ブラジリアン柔術の場合、道場でのスパーリングと試合で、そこまで大きな違いはありません。練習での怪我が少ないのと同様に、試合での怪我もそこまで多くないのです。これが皆さん気軽に試合に出る一つの理由だと思います。

もう一つの理由としては試合のカテゴリーが細分化されてるため、自分と同じレベルの人と戦える、ということです。それではブラジリアン柔術の試合時のカテゴリーはどう分かれているのでしょうか？

1、体重

ほとんどの格闘技において体重によって階級が分かれていると思いますが、中にはざっくり３つくらいしか体重区分が分かれていない格闘技もあります。これでは同じ体重カテゴリーといったも実際は20キロ位違う、なんて事態も起こってしまいます。格闘技において体重差というのは非常に大きなウェイトを締めます。ブラジリアン柔術の階級は大体6キロ刻みと、比較的細かく分かれているので安心して同体重の人と試合することが出来ます。

2、帯

空手や柔道などの格闘技も帯ごとに試合がありますが、このように帯によって試合時のカテゴリーが分かれている格闘技であれば、さほど実力に大きな差を感じることなく試合をすることが出来ます。始めて1年目の新人と10年やっている全日本王者が試合する、ということは絶対にありません。

3 年齢

ブラジリアン柔術では年齢によってもカテゴリーが分かれています。アダルト(20代)、マスター1(30～35歳)、マスター2(36～40歳)、マスター3(41～45歳)、マスター4(46～50歳)、マスター5(51～55歳)、マスター6(56～60歳)、と30歳以上は5歳刻みで細かく分かれています。40代の方が20代の方と戦うとなると体力的に相当しんどいと思いますが、ブラジリアン柔術であれば同じくらいの年齢の人間と戦えるというわけです(本人が希望すればより若いカテゴリーにチャレンジすることも出来ます)

このようにブラジリアン柔術では、体重、帯、年齢によってカテゴリーが細分化されているため、自分と同じ経験値、体重、年齢の人と戦うことが出来ます。競技としての安全性の高さももちろんですが、このようにしっかりと愛好家でも気軽に試合に出れるようなシステムがしっかり出来ているのもブラジリアン柔術の魅力の一つだと思います。

格闘技をやってみたい、そしていずれは試合にも出てみたいけどやっぱり怪我とか怖いしちょっとハードルが高そうだな、と思った方。是非ブラジリアン柔術を始めてみませんか？

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