初心者が試合に臨む上で大切な3つのこと

2016年10月26日

柔術を始めて何か月かしてだんだんその面白みにはまっていき出来る技も増えてきた頃に先生や先輩に言われる言葉があります。

「そろそろ試合出てみない?」

いやいやいや、自分なんかまだ無理ですよ!!!

と思うのも無理ありませんよね。
ですがブラジリアン柔術は帯別、体重別、更に年齢によってもカテゴリーが分かれているので初めて半年の初心者がキャリア10年のトッププロレベルといきなり当たることはありません。
ちゃんと同じ位の体重で同じ位の年齢で同じ白帯の人と試合することが出来ます。
そういった参加しやすさもありブラジリアン柔術を始めて何か月で試合に出ることも珍しくありません。

そこで今回は初心者の人が試合に臨むに当たり気を付けたい3つのポイントを書いていきたいと思います。

1、ルールをしっかり覚えよう

最も大切なのはやはりルールをしっかり覚えることだと思います。
パスガードやっスイープ等に対するポイントを覚えるのは勿論ついうっかり外掛けしてしまったり三角絞めを持ち上げたら誤って相手を落としてしまい一発反則負け、なんてことが無いように一度はルールブックに目を通しておきたいですね。
読んでみて分からないところは道場で先生に聞きましょう。
ちなみに私は初試合ではポイントは理解していましたがアドバンテージは知りませんでした(笑)

2、出来ないことはやらない

当然ですが試合中自分で何をしていいか分からなくなるシチュエーションがあります。
上が得意な人がいて練習ではいつも先輩が下を譲ってくれるので上からばっかり攻めている、でもいざ試合が始まると相手も全く下になる気配がない。
ここで普段全くやらない引き込みをしたところ引き込み際をあっさりパスされる、こんなシーンをよく見ます。

勿論様々なシチュエーションに対応出来るにこしたことはないですがそもそもそのレベルであれば帯が既に上がっているはずです。
白帯でデビュー戦や2戦目位の人であれば上記のシチュエーションであればスタンドの展開にこだわった方がいいかなと個人的には思います。
その他にも例えばハーフガードで右から足を抜くのは得意だけどいつもと違う左のハーフに入ってしまい左から足を抜く練習していなかった、なんてこともあります。この場合も慣れない形で無理に抜きに行くよりはまず自分が下にならないことを意識した方がいいと思います。

ちなみに私は白帯の時はガードがほとんど出来なかったので試合でガードになったことは一度もありませんでした。

3、セコンドの声に耳を傾けよう

試合に夢中になってしまい頭の中は真っ白!気付いたらあっという間に試合終了!なんてことは良くある話です。
初試合や2戦目位でそこまで冷静になれないのも無理はありませんがその中でも道場の先生や先輩の声を聞くことにも少し注力してみてください。
特に大切なのは時間とポイントです。
「残り時間あと〇分!」「今3-2で負けてるぞ、スイープで逆転出来るよ!」
その他にも今自分が攻める時なのか守る時なのかも
教えてくれたり、攻めこまれて心が折れそうな時も激を飛ばしてくれたりもするので可能な限りセコンドの声に耳を傾けてみて下さい。

以上ここまで自身の経験も踏まえて書いてきましたが私自身は1番以外は実践出来てたのかなと思います。

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