ブラジリアン柔術は何故年齢、体力に関わらず強くなりやすいのか?

2020年11月17日

こんにちは、シュラプネル柔術代表の金古です。
前回のブログでも書いたのですが、ブラジリアン柔術という格闘技は他の競技と比べると比較的体力差や、年齢による体力の衰えを技術によって克服しやすい競技特性を持っています。それってどういうことなのでしょうか?

「ブラジリアン柔術は年を取ってからでも強くなることが出来る」

「ブラジリアン柔術は体力がなくとも自分より大きい相手を倒すことが出来る」

結構こんなキャッチコピーよく聞きませんか?場合によっては誇大広告に聞こえてしまうこともあるかもしれません。しかしこれはあながちウソではありません。もちろん若くて体力があるほうが有利なのですが、それでもきちんとした技術を身に付ければ、ある程度の体重差や年齢の差を克服することは可能です。その理由としては先程も書いた通り、ブラジリアン柔術という格闘技の持つ競技特性に依るところが大きいです。

年齢を重ねて衰えてくるものは何か?

40代位になると体の機能が色々衰えてきます。私は老眼が大分進みました(涙)
それでは競技的な面ではどうでしょうか?パワーはそこまで落ちたという実感はありません。60代くらいの方が高重量でベンチプレスをしていたりもするくらいですし、正しくトレーニングをすれば年齢を重ねてもパワーはまだまだ伸びることもあると思います。

競技的に、年齢を重ねて大きく衰えを感じるものとしては個人的には二つあります。それはスタミナと反応速度です。若い頃と同じように動くとどうしても体力的に厳しくなります。そして相手の素早い動きに対して反応が遅れたりします。

この二つはトレーニングを続けていてもなかなか抗えないものですが、実はブラジリアン柔術においてはこのスタミナと反応速度の衰えを上手く補いつつ戦っていくことが出来るのです(当然相手のレベルが高くなると厳しいです)

ここで打撃系格闘技との比較で考えてみましょう。打撃系格闘技の場合は相手の早いパンチやキックに対して反応速度の遅れがもろに出ます。そして立ったままステップを踏み続ける中でパンチの応酬はスタミナ的にも厳しいです。それに対してブラジリアン柔術はどうなのか?

割かし止まってること多いです。

寝技なので当然寝ます。立ってるよりは全然楽です。

 

こんなこと書いたら怒る方もいるかもしれません(笑)でも当たらずとも遠からずです。柔術はお互いに道衣を掴み合って、かつ寝て戦う格闘技です。相手が動くといっても打撃みたいなスピードを瞬間的に避ける、みたいな反応速度は必要ありません。相手の道衣をしっかり掴んでホールドすることにより早い動きをさせないように戦えばそこまで反応速度の衰えは気になりません(トップ選手相手はまた別です)
そしてブラジリアン柔術には道衣をうまく使って相手を動けないようにする技術がたくさんあるので、それらを身に付けて若くてスタミナがある子に対しても相手を動かさないように気を付ければ必要以上にスタミナをロスせずに済むのです。

つまり道衣を上手く使って相手の動きをコントロールすることでスタミナ、反応速度の衰えをうまく補いながら戦うことが出来る、これがブラジリアン柔術の競技特性だということです。

もちろん誰でもブラジリアン柔術をやればすぐに魔法のように強くなれる、なんてことはありません。日々の練習をコツコツと続けること、そして正しいテクニックを身に付けることです。不正確なテクニックを力任せにやっているようだと自分より体力のある相手にはなかなか勝てません。

正確なテクニックを身につけて、年齢を重ねても強くなっていきましょう!

シュラプネル柔術では初心者向けにはきちんとしたカリキュラムでブラジリアン柔術のテクニックを学んでもらっています。そして経験者向けには私が長年かけて積み重ねてきた実戦的なメソッドを日々幅広く教えています。さいたま市近辺で柔術を学びたい方、是非一度シュラプネル柔術にお問い合わせください。

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